不倫の話
このタイトルで既に不快感を感じる人は他の記事へGO!
昨日の記事、夫に「長い」って言われたから今日は短めに結論から。
めっちゃ今更の話になるけど
これまで「文春砲」等で有名人の不倫が数多く取り沙汰されたが、普段はあんまり興味が出ないテレビの不倫騒動の中で、私が唯一感動したのは乙武氏のソレである。
不倫で感動したなんて全くオカシな話なのは充分承知。
けど、他人に(っていうか私にやけど)こんな✨妙な新しい感動を芽生えさせる乙武氏は、やはり不世出の人物だと思う。
乙武氏の不倫報道は、普段は世間の目にあまり触れることのない障がいを持って生きる人々に少なからず「希望」を与えたと思う。
もちろん、不倫ていうこと自体に不快感を覚えている人々も多くいるであろう事も想像できるけど。
でもね、世間では、体に障がいを持つ人達が健常者と同じように、いや違うな、それ以上に頑張って生きる姿を24時間テレビとかパラリンピックとかで観るのが、誰の意図なのかはわからないけどある種の様式美として形作られているけど、それって「障がいを持つ人は心正しく強く生きている」と思っていたいっていう私達の心の中にあるものは何なのかという事が私は常々ギモンで。
普段ボランティア活動や寄付をしない健常者でもその様式美を観て感動するだけで、自分の中の善性を確認して「イイコトした」ような錯覚を覚えるのも。
それをどうこう言えるほど私自身リッパな人間でない事は重々承知やねんけど。
乙武氏は五体不満足でこの世に生を受け、社会で必要とされる人物となり、結婚して子供を作り、そして不倫もしたことでより完璧な人生を送った人物として歴史に名を残した、と、そのようにいちアラフィフオバちゃんは評価しています。
だって、人生に希望を見出すきっかけがスポーツとか勉学とか何か立派な事でないとアカンなんて、それはあまりにキツイ縛りじゃないですか。
みんなそんなに立派に生きてないでしょう。
障がいを持っていたら、三大欲求である性欲を否定されなければならないのでしょうか。 不倫でもイイじゃないですか。
しかし、奥さんは慰謝料をキッチリ受け取って、再婚もしてさらにさらにさらに幸せになって欲しい。
不倫はその後のケジメがセットやから。
不倫という行為にどんな忖度も存在しないし、何にせよ精神論で解決できない事柄にお金が必要なのは人間界の常です。