パニック障害で神様にゴメンの雑記。
実は私、20代の後半頃から漠然と「そのうち一発アテるんや」って思ってた。
っていうか、信じてる。アホでもいい。信じることは悪いことではない。
それやのに現在は、新聞の集金の仕事をしている。
月に260件ぐらいの集金を締め日までに入金したら3万5千円の収入。
新聞の集金やってる人の平均年齢は、たぶん65歳ぐらい。
80歳近くてもやってる人もおるみたい。
お客さんもそういう感覚やからたまに言われるのが、「お子さん小さいの?」とか、「ほかに仕事ないんか」ってズバリ言われたりすることもある。
私も心の中で「ですよねー」って思う。
未だ一発アテれてないにしても、普通に勤めてた時は手取り年収300万以上あった。結婚して2年後にパニック障害になって、通勤電車とか会議中とかの「閉じ込められ感」が完全にダメになってしまい退社した。
その時、会社には恥ずかしくてパニック障害だと言えず
「ちょっと、ほかに勉強したいことが出来たので」
と言ってカッコつけて辞めた。
それに加えて全然重症ではないんやけど、膠原病の症状(限局型強皮症)も出始め、なんせそこから体力がガタ落ち。
でも仕事はとっくにベテランやったし好きな内容の仕事やったから、会社に行けさえすれば(ほんで会議がなかったら)なんとかなるんやけど。
アカン、愚痴やな。
会社辞めて最初の2年ほど何にもしてなかった。
完全に、人生設計が狂ってしまった。
そんな折、新聞の契約にやってきた営業の人に、集金する人が辞めてしまって困っているから、この近所だけでも集金してもらえないか、と強く勧められたのがきっかけやったんやけど、正直「渡りに船」でした。
集金は、ピンポン押してお金もらうだけ。
外での仕事やからパニックのプレッシャーが無く続けられる。
マンションのエレベーターも、無理な時は階段で行けば問題ない。
ただ、個人経営の小規模な老人ホームとかはドアが閉まると自動施錠されて、内側からも職員の人しか開けられへんようになってるとこがあって、そこだけは別の人に集金に行ってもらってる。
あと、集金がある時以外は週2で新聞の配達もしてる。
せめて普通に体力があったら、新聞配達のアルバイトを毎日やって集金はやらへんのに。アカン、愚痴やな。
何がってとにかく、夫にゴメン。
結婚してすぐこんな使えんヤツになってしまって。
ホンマに私も、自分にめっちゃガッカリ。
↑最後の入金を終えて、帰りにマクドでお昼ご飯。
外食するだけでも、ソラナックス飲む。すんごい不便である。
マクドのポテトってなんでこんなに美味しいねんやろと思いながら窓の外を見て、オバちゃんオッちゃんのチャリンコとか原付の行き来を眺めつつ、ふと、夫のことを神様だと思う。
私みたいな気難しくて狭量で、けっこう底意地が悪くて一度怒るとヘビみたいにしつこい若くもない女を、大事にできるすごい男。
私が放つ機嫌悪いオーラをいつも一瞬で浄化できる、すご過ぎてたまにちょっとシュールなほど。
その上さらにビョーキでごくつぶしとなった私なのに、今まで以上に旅行に連れていってくれる。さりげなく私の気分を変えようとしてくれる。
優しいとかじゃなく、もう神様やって。
神様への一番の恩返しは、「神様の素晴らしさを布教する」こと。
なのでとりあえず神妙に、日々そのように心掛けて暮らしております。