sunaowamuteki’s blog

フザケたり真面目に幸福を追求したりロマンを大切にしたりしながら生きてる日常。


未だに謎の脱走経路

中学生の時に住んでた団地でジャンガリアンハムスターのドンちゃん(ドングリみたいに大きな目だったからそう名付けた)を飼ってた時のことを、下記のブログ記事を読んで思い出しました。

 

↓また本人に承諾なく無断でリンク。

purimaro.hatenadiary.jp

  

 

そのドンちゃんを私の部屋でたまに好きにお散歩させてたんやけど、ちょっとだけ行方不明になったことがあった。


ちゃんと部屋を閉め切ってたから、絶対どこかに居るはず
と、私は耳を澄ませて寝転がり気長に待つ事30分。

 

すると案の定、部屋の端に置いてある勉強机のすみっこあたりからカサコソと音がした。

よく見たら、勉強机のスチール脚の空洞に、ティッシュを詰めて巣を作ってるドンちゃんを発見。ほんでヒマワリの種でおびき出し無事に確保😄

 

その後、巣穴になりそうな所を新聞紙とか切った段ボールで塞いだ。

 

 

 

数か月後のお散歩中、ドンちゃんはまた行方不明に。
前回のこともあり「そのうち出てくるやろう」と高をくくって部屋を閉たまま半日放置・・・してたけど、出てこないのでアセり、隅という隅をよく探した。

 

夏のことでベランダを網戸にはしてたけど、それに穴が開いてたわけでもなく
ホントに消えたってカンジ。

 

半ばあきらめかけた2日後ぐらいに、ピンポーン!とチャイムが鳴って出てみると隣りに住む奥さんが、カブトムシとか入れるような透明の小さいプラスチックの虫かごにドンちゃんを入れて届けてくれた。

 

奥さん曰く
「ウチの子が、洗面所の下で何か音がする~!っていうからネズミでもかかってんのかと思ってみたら、ハムスターやってびっくりして。その・・・洗面所の下のゴキブリホイホイに引っかかってたから取ろうとしてもなかなか剥がれなくて、ちょっと毛をハサミで切りました・・・」

と、随分とお手数&ご迷惑をおかけした様子。

 

プラスチックの虫かごの中には、体毛が所々濡れてペチャっとしてハゲも出来てる様子のドンちゃんが・・・・。

 

ドンちゃんが見つかった嬉しさと事の次第の恥ずかしさに私は小さくなりつつ、とにかくお詫びとお礼を繰り返し、虫かごごといったん受け取った。

 

お風呂場で洗面器にお湯を張って、まだ若干ベタつくドンちゃんをそこに入れ、泡立てた石鹸で表面のベタベタだけ洗い落とし、タオルで拭いてドライヤーで軽く乾かした。

こざっぱりしたドンちゃんは、ケージの中でめっちゃ毛づくろいして「エライ目におうたわい~」みたいなカンジやったけど、めっちゃ元気でひと安心。


翌日、虫かごとお菓子を持ってお礼に行ったら、奥さんの後ろに小学生の男の子が立ってて、
「びっくりしてんー!だってゴキブリホイホイ・・・ギャハハ!!」
言うてはしゃいで奥さんが「もうアンタは奥へ行っときなさい」とたしなめてた。

 

だよねー、わかるわかる(>_<)ホントありがとう見つけてくれて!

 

 

で、なんと3か月後またピンポーン・・・・。


全く同じパターンでドンちゃんはまた、隣りのゴキブリホイホイに引っかかり前と同じ虫かごに入れられて優しい奥さんの手によって救出され、うちに届けられた。

2回目やったから、前よりキレイに剥がせました~」と。

マジ優しい良い人!!ほんで、
「お礼はいいですよー。その虫かご、ウチの子もう使わないのでよかったら差し上げますー」と。

私はひたすら「すいません」を繰り返し、またドンちゃんを虫かごごと受け取った。

 

奥さんの言うとおり、ドンちゃんはお腹のトコがちょっとだけベタッとしてただけやった。なのでそこだけ石鹸付けた布で軽く擦り落として、ホットタオルで体全体を拭いてケージに入れた。

ドンちゃんはごそごそと、ハムハウスに入っていった。

 

私はそのドンちゃんのお尻に向かって、
「穴があったら入りたいのは私や・・・」
と、言いました

 

・・・ま、そのような昔話です。

 

いやもう、すべては飼い主の私の責任なんですけどね。

 

そのまた半年後ドンちゃんはまた行方不明になり、その時はもう戻ってこなかった。

外へ出てイタチか何かにやられたのかもしれない。

 

 

 

おわり。 

 

 6/14追記。
記憶違い、というかハムの種類の名称を間違えてた。
ジャンガリアンじゃなくてゴールデンでした(*ノωノ)
その時代はたぶん、ハムスターはまだゴールデンが一般的だったと思います。