台湾 故宮博物院で納得がいかなかったこと。
台北市にある故宮博物院
↓写真の門の奥がその建物。
なんせでっかい!歩くのしんどい!
関係ないけど、兵庫県立美術館も「なんでこんなに歩かせるねん安藤忠雄め!」ってちょっとムカつく。
現地の台湾人のガイドさんに、
「今は※翠玉白菜と、※肉形石の両方が観られるからラッキー」
と言われ、パンフレットで見た豚バラ煮込みにそっくりな
「肉形石」のほうは特に人気が高く30~40分待たんとアカンかった。
もうすでにひと通り観てまわったあとで、お腹いっぱい満足やったけども、
「しゃあない。折角やし一回ぐらい観ときたいもんな」と思い、人の多い建物
からいったん出て時間を潰して待った。
翠玉白菜↓ みんな、何かで一度は目にしてるハズ。
観た感想
正直、「小っさ」と思ったのが第一印象。
よく観たら、うん。確かに色んな意味で価値が高いことが理解できる。
図録には、高さ18.7㎝ × 幅9.1㎝て書いてある。
↓肉形石 こっちはちょっと珍しいらしい。
観た感想
小っさ・・・!
めっちゃ、小っさ・・・!!
確かに、本物ソックリでその点はスゴイ!スゴイねんけど・・・。
なんやろ、気が抜けた感じ。
この肉形石については、なぜか図録にちゃんと詳しい情報が載ってなくて、
ウイキペディアで調べたら・・・
↓Wikipediaから引用
肉形石(にくがたいし)とは、清朝時代に作られたとされる長さ5.3センチメートル、幅6.6センチメートル、高さ5.7センチメートルの東坡肉(とんぽーろー;豚の角煮の一種)を模したとされる彫刻である。現在は台北市にある国立故宮博物院の所蔵である。
(中略)
エピソード
この肉形石は、もとは紫禁城の「養心殿」に陳列されていた。「養心殿」は、雍正帝(1678年―1735年)以降の皇帝の執務室であるとともに寝室である。1924年(民国13年)に清朝最後の皇帝の溥儀が紫禁城を追われた翌1925年、故宮に遺された文物を点検する清室善後委員会のメンバーが、この肉形石を見て、あまりに豚肉にそっくりなため、「豚肉の化石」と目録に記したというほどのエピソードが残る。
イヤイヤイヤ。もっと小さいイメージで私の脳にはインプットされてる。
美術館で目当ての作品を見る時に、その大きさを事前に確認したりします?
私はしません。
なのでこんなことになってしまいます。確認しとくべきでしょうか。
まとめ
何が納得がいかないかと言うと、私の主観だけではなく客観的に観ても
翠玉白菜と肉形石よりもずっと素晴らしいものがい~っぱいあったのに、
(私的には書画とか細工物)なぜこの二点がこの故宮博物院の目玉なのか
ということ。
まあ私はド素人ですから、見当違いなことを言うてんのかも知れんけど。
故宮博物院には、これら以外の感動的な作品が数多く観られます。
台湾に行ったらおさえとくべきポイント。私が言うまでもないか。
とくに書画と細工物は、息をのむ程の素晴らしさ。←しつこい。
おわり。