他の人の旅行ブログ見てて思い出し笑い
私が体験したことじゃなくて、若い時に北新地でホステスのバイトしてた時に、
お客さんのⅠさんから聞いた話。
タイに出張行った時の飲み屋で、現地の男から「エエ子いてまっせ」と声かけら
れて、Ⅰさんは一緒に飲んでた同僚と2人でノコノコとついて行った。もう何回
も来てるタイやから油断して、相手の運転するワゴン車に乗り込んで走ること
3~40分。
周囲360度、田んぼしかない田舎で降りて、こっちこっちと案内されて民家に
入ったら白い煙りがもやっとしてて、エエ子じゃなくてごっついガタイで太い
二の腕にいかつい入れ墨の入ったオッちゃんが2人おった。
その瞬間、「死ぬ」と思ったらしい。と、同時にちょっと腹も据わった。
Ⅰさんはまだ酔っぱらってるフリで「若いコどこにおるねん」と油断しきった
テイでいかついオッちゃんに聞いた。
「向こうにおる」と、そのオッちゃんら2人が奥の部屋へ行った・・・とその時、
Ⅰさんは同僚の手を掴んで外に出て、置いてある原チャリにまたがり後ろに同僚
を乗せて、
盗んだバイクで走り出した。ゆく先もわからぬまま。
追いかけられへんようにライト消して走った。この道であってるのかも不明。
街灯なんかあるわけない本物の暗闇を走り続けた。
どれだけの時間を走ったんかわからんけど、2回田んぼに落ちたけど、街の
明かりが見えて、無事に帰った。
・・・ってゆう話。笑い過ぎて、細部は覚えてないんやけど。
おわり。